近年では定年まで同じ会社で勤め上げるという方も徐々に減っており、ミドル世代で新たな道に進む方も増えてきているようです。

そのニーズの高まりと共にミドル世代の求人を扱う転職エージェントが増え、即戦力として期待されています。とはいえ、ミドルの転職は若者に比べるとなかなか厳しいのもまた事実。

ここではミドルの転職を勝ち抜くために、知っておくべき客観的基礎知識とミドルの転職に強いエージェントをご紹介していきます。

ミドルの転職に関する基礎知識(ミドルの定義、市場価値、メリットデメリット)

ミドルの転職を成功させるために、まずは「ミドル」という世代が転職市場においてどのように位置付けられているのかみていきましょう。

ミドルの定義

そもそも転職市場における「ミドル」とは、概ね35~54歳を指すことが多いようです。転職サイトで年齢制限を示すのは現在では禁止されているため明確な境目はありませんが、昔は35歳未満までの求人情報が数多くあったことから、その名残で35歳以上をミドルと見ていると考えられます。

また、「ミドル」の定義としては単にこの年齢(数字)を指すだけではなく、35歳以上の人が兼ね備えておくべき資質を持ち合わせていることが、企業側が期待している条件であるようにも感じられます。

すなわち「ミドル」とは、35~54歳の人で、高い問題解決能力、人材育成能力、交渉力など、即戦力として活躍できるためのスキルを持っている人を指します。

市場価値

30代までと比べると市場価値は途端に下がり、過去に転職をしたミドル世代の方々は転職活動が本当に厳しかったというご意見が多いようですが、ミドル世代の求人数は年々増加傾向にあるようです。

経験値が高く、即戦力として働ける人材を求める企業が増えてきているのです。ただし、多くの企業が求めるのは「プレイングマネージャー」と言われる、実務能力も兼ね備えた管理者。

あぐらをかいて指示だけしているような人ではなく、かなり高い業務遂行能力も求められているため、市場価値が高いと安心せずに自分のスキルを客観的に捉える必要がありそうです。

メリット・デメリット

ミドルの転職においては、プレイングマネージャーが求められていることもあり、これまでとは異なる分野に進んだり非管理職としての採用となったりすることもあります。それに伴いどのようなメリットデメリットがあるのか確認していきましょう。

メリット

(非管理職になることで)
・専門性を追求して働くことができる
・社内政治に振り回されずに済む
・過大な業務責任から解放される
・時間外手当が支給される
・ワークライフバランスを保ちやすくなる
・主に業務のみに集中できるので精神衛生上、健康的

デメリット

(非管理職になることで)
・年収が上がらない、もしくは下がる可能性も高い
・業務の裁量が少なくなる
・専門スキルが低い場合、できない自分を感じて精神的に辛くなる
・人材育成スキルやマネジメントの知識が乏しくなる

ミドル世代は求人が増えているとは言え、プレイングマネージャーとしてのスキルを求められており、そもそもの企業の期待値がとても高いため、それを突破していくのはなかなか大変です。

ですが、専門性を高めたいと思う方や、マネジメントをするよりプレイヤーでいたいと思う方は、新しい道にチャレンジしてみる価値がありそうですね。

ミドルの転職に強いエージェント(男性)

では、実際に転職活動をしていく場合には、どのように進めていけばよいのでしょうか。

五ドルの転職においては特に、転職エージェントの活用をおすすめします。ミドル世代に特化した転職エージェントもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

クライス&カンパニー

業界内屈指のハイクラス向けエージェントです。「ヘッドハンティング転職」を掲げ、なんと成功案件の80%以上が30代以上という数字をたたき出しています。コンサルタントも業界経験者やベテラン揃いのため、安心できます。ただし、案件数が多いというわけではないため、時期などによっても成功できるかどうかは大きく変わってきます。

Career Release 40

名前からもわかるように、40代をメインターゲットとした転職サービスです。代表が元リクナビNEXTの編集長を長く勤めていた方で安心できるうえ、ミドル・シニアの転職にも精通しているので心強い存在です。「職歴打診」型というサービスの提供により、職務経歴をもとにあなたを必要としてくれる企業やポジションを探してくれる、ミドル世代にピッタリの転職エージェントと言えるでしょう。

JACリクルーメント

転職エージェントの中でも大手であり、ミドル世代の転職にとても力を入れています。なんといってもキャリアコンサルタントのスキルの高さに定評があり、このエージェントの仕組みにもよりますが企業と転職希望者とのマッチング力がすばらしいと言われています。

ミドルの転職に強いエージェント(女性)

転職エージェントの中には、女性の転職に特化したサービスも徐々に増え始めています。

LiBzCAREER

会員制の転職サービスで、あなたの職務経歴を見たコンサルタントからスカウトを待つタイプのサービスとなっています。もちろん自分からメッセージを送ることもでき、女性ならではの検索軸で求人を探すこともできるため、キャリア女性ならとりあえずは登録することをおすすめします。

MS‐Japan

管理部門の方限定になってしまいますが、この業界での転職希望者の利用実績はとても高く、管理部門での転職を考えているのであればぜひ登録していただきたいエージェントです。管理部門の求人は求人数が少ないため一般公開していないことも多く、その他のエージェントでは出会えない可能性もありますので、登録をおすすめします。

パソナキャリア

パソナキャリアは実際に利用した方からの評判がとにかくよいのが特徴です。丁寧なサポートやコンサルティングに定評があり、特に女性の場合は親身になってもらいたいというニーズも多くあるため、非常に相性がよいと考えられます。はじめての転職でも安心して頼れるので、まずは登録だけしてみるのもよいのではないでしょうか。

リクルートエージェント

女性だけでなく、男女ともにとりあえず登録だけはしておいた方がいいのは、リクルートエージェント(https://www.r-agent.com/)です。なんと言っても内定実績がNo.1なので、登録しない理由がありません。自分に合う転職エージェントは接してみないとわからないので、無料登録できるものにはとりあえず登録だけでもしてみましょう。

まとめ

ミドル世代の転職は、若者と比べるととても大変だという声を耳にします。それは、そもそもの求人数が若者より少ないということもあるかもしれませんが、やはり企業から求められるスキルの高さによるところが大きいと考えられます。

企業からのニーズが増えているとはいえ、甘くないのがミドルの転職です。これから先の10年、20年をご自身がどのように活躍していきたいのかを今一度よく考えて、一歩を踏み出してください。

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