新入社員のときとは違った緊張感があるのが、中途入社の初日です。新卒なら笑って許された失敗も、中途入社では許されないかも?など心配になってしまいますよね。一般的にどんな流れなのか、準備したほうがいいことはあるのか、どんな挨拶や立ち居振る舞いをすれば好印象を与えられるかなどをご紹介します。

目の前のやるべきことを行っておけば、不安感も解消されます。落ち着いて中途入社の初日を乗り切ってくださいね。

中途入社の初日の流れは?

職種や会社の規模によって異なる場合もありますが、一般的な流れをご紹介します。

会社の指定場所に集合ののちオリエンテーション

入り口に集合だったり、ロビーだったりと会社によってさまざまですが、初日に行く場所を指定されるはずです。その後会議室などでオリエンテーションを行います。

その前にロッカーの使い方を聞いて着替えたり、荷物を置いたりすることもあります。さらに給湯室の案内などが行われる場合もあります。

続いて就労規則や人事の説明などが行われます。また会社組織についての説明も行う場合があります。ほとんどの場合、人事や総務の方から説明を受けます。労働条件については、特にしっかり聞いておきましょう。

部署に移動

自分の配属される部署に移動します。それほど大きくない会社なら、いきなり部署に行くこともあるでしょう。そこで部署の人たちに挨拶をし、仕事内容の説明を受けます。

朝礼を行う会社なら、朝礼で紹介されることになります。好印象な挨拶ができるポイントは後述します。

仕事の説明を受けながら、業務開始

新卒ではなく即戦力としての中途入社なので、さっそく業務開始です。たいていは自分が使うパソコンのセッティングやメールアドレスの設定から始まるでしょう。忙しい部署では「パソコンの設定が終わったら声かけて」とそのまま放置されることもあります。遠慮せずどんどん指示を仰いでいきましょう。

お昼はみんなと食べるほうがよい

1,2,3とやっているとお昼になっているはずです。ランチに誘われたら、断らずに一緒にいきましょう。いろいろな話をして緊張もほぐれるうえ、打ち解けることもできます。

声もかけられず社員それぞれがバラバラにランチをとる会社なら、コンビニの場所を尋ねたり、おすすめのランチがとれる場所を聞いたりしてみましょう。自分で好きなように食べてもいいですし、誘われたら一緒に食べてもいいでしょう。

午後も引き続き業務、または引継ぎなど

午後もそのまま仕事を教わりながら業務を始めるか、仕事内容によっては引継ぎを行うこともあります。営業なら先輩について、取引先に挨拶に行くこともあるでしょう。

夜は歓迎会のことも

初日はそれほと仕事もなく、残業もないでしょう。何もなければそのまま退社しますが、初日に歓迎会が行われることが多いようです。

たいていあらかじめ伝えてくれていますが、「今日、歓迎会だからね」と突然言われるパターンもあります。デートの約束などは入れておかない方が無難でしょう。

飲みすぎず、羽目を外しすぎず、笑顔で過ごしましょう。ここで注意したいのがどんなに嫌な会社だったとしても、前の会社の悪口は絶対言わないようにすることです。どうして辞めたのか理由を聞かれたら「今の仕事がしたかったので」と笑顔で答えておきましょう。

中途入社の事前準備・心得

好印象でスタートするためにも事前準備をしておきましょう。初日の心得についてもお伝えします。

指定された持ち物はすべて前日までに準備

年金手帳や印鑑、マイナンバー(カード)など会社から指定されたものは、すべて用意しておきます。会社によっては源泉徴収票、住民票や戸籍抄本を持ってくるように言われる場合もあります。当たり前ですが、前の日の夜になって慌てないように準備しておきましょう。

通勤ルートを確認しておく

面接をしたのが昼間だった場合は特に注意が必要です。昼間とはガラッと様子が変わるのが、朝の通勤電車です。混み具合や乗り換えにかかる時間などを事前に確認しておくと、遅刻ぎりぎりになったというトラブルを防ぐことができます。

服や靴もチェックを

着ていくスーツやワイシャツもチェックしておきます。ボタンが取れていないか、ほつれていないか、などを確認しながらアイロンをかけておきましょう。靴も磨いておくと好印象です。

ラフな格好で仕事をしている会社でも、いきなりジーンズではなく硬くなりすぎないジャケットやスラックス、スカートが無難です。またヒゲや金髪は、初日からはやめておいたほうがいいでしょう。

朝は早めに行動

特に指定されていなければ、就業時間の30分前くらいには会社についておきたいものです。遅刻は厳禁です。電車のトラブルなども予想できるので、早めに家を出ることを心がけましょう。時間の指示があった場合は、その時間より心持ち早く着く設定で行動します。

きちんと挨拶

早めに出社して社員に挨拶をします。誰だかわからない、もしかしたら出入りの業者の人かもという場合でも、社内で出会った人はすべて挨拶をします。分け隔てなくきちんと挨拶をしている、という姿勢は意外と他の人にみられています。

社員が年下でも先輩であることを忘れない

自分より年下であっても先輩社員です。きちんと敬語で話すことを心がけましょう。向こうが馴れ馴れしく話しかけてきたとしても、敬語で応対するようにします。

居心地の悪さは気にしない

初日はほとんど話せない人がいたり、部署内の人が意外とそっけなかったりということはよくあります。多忙であまりかまってもらえないと居心地が悪く「この転職間違えたかも」などと思いがちです。

しかしまだ始まったばかりです。どう接していいかわからない人もいるでしょうし、本当に忙しいということもあります。初日はこんなものだと、割り切っておくと気が楽です。

好印象な挨拶の仕方について

気持ちの良い挨拶をされれば、誰でもうれしいものです。「新しく入った人感じいいね」と思われるだけで、転職のほとんどは成功したようなものです。

笑顔&はきはきを忘れない

緊張していているとつい硬い表情になってしまいますが、「笑顔」を心がけましょう。なるべくはっきりと挨拶することが好ましいのですが、やたらと大声も会社ではふさわしくないので、注意します。

名前をきちんと名乗る

挨拶をするときは、フルネームできちんと名乗りましょう。どのような字を書くのかも説明しておくといいでしょう。

抱負を述べる

朝礼など社員の前に出て挨拶をするときは、この会社で即戦力になりたいという抱負も述べましょう。謙虚ながらやる気にあふれている印象を持たれるように、手短にきちんと話すようにします。

歓迎会などでは出身地や趣味も

歓迎会が開かれたときは、名前や抱負だけでなく出身地や趣味も話すと親しみがわきます。同じ出身地や同じ趣味の人もいるかもしれません。たとえプライベートで付き合うつもりはなくても、自分の情報を少し開示するだけでコミュニケーションが取りやすくなります。

まとめ

中途入社の初日は、かなり緊張し疲れる1日になるはずです。アクシデントが起きたり、思っていたように事が進まなかったりすることは十分考えられます。社会経験のある中途入社だからこそ、慌てず、落ち着いて対処するようにしたいものです。

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