20代新卒が働き始めてうれしいのが初任給、そしてその後気になるのが「ボーナスってもらえるの?」「みんなはいくらもらっている?」ではないでしょうか。

ボーナスは特別賞与ともいい、一般的には夏と冬(7月・12月が多い)に支給されます。しかし景気によっては出ない年があったり、もともとボーナスの制度をとっていない会社もあります。

4月に入ったばかりの新卒では、その年の夏にボーナスがもらえないか、「寸志」として数万円ほどの支給となるでしょう。理由はボーナスの支給には正社員としての在籍期間が条件になっていることが多いからです。4月に入って7月では、まだ仕事の実績もほとんどないことから考えても、ボーナスをもらうのは現実的ではありません。

冬のボーナスでは条件を満たすので、多くの企業で冬のボーナスから支給されるようになります。ただしその額も景気によっては少なめになることもあります。公務員は景気に左右されず冬のボーナスもしっかり出るでしょう。

友人同士だと、具体的な金額はいいづらい時もあります。そこで、20代新入社員がボーナスをいくらくらいもらっているのか、男女別、そして業種別に調査しました。

ボーナスが出たら貯金?それとも旅行使い方も気になりますよね。さらにみんなのボーナスの使い方についても調べてみました。

20代・新卒がもらうボーナスの平均は?【業種別/男性編】

20代新卒男性がもらう、ボーナスの平均を業種別に調べました。こちらは厚生労働省の「労働統計年報」をもとに作成してあります。

厳密な新入社員のデータがないので20代前半(20~24歳)・社員数100~999人の数値をとりました。

この表からみると電気・ガス・熱供給・水道業や生産労働者(文字通り物を作る人)の額が高めであることがわかります。とはいえあくまで平均なので、もっと多くもらったり逆にもっと少なかったりということは当然あります。

 

 

産業の種類 20代支給額(千円)
産業計 388.6
鉱業・採石業・砂利採取業 499.5
建設業 465.1
製造業 501.1
生産労働者 513.3
管理・事務・技術労働者 444.8
電気・ガス・熱供給・水道業 619.4
情報通信業 287.3
運輸業・郵便業 356.7
卸売業・小売業 350.9
金融業・保険業 336.9
不動産業・物品賃貸業 333.3
学術研究・専門・技術サービス業 351.4
宿泊業・飲食サービス業 149.4
生活関連サービス業・娯楽業 166.4
教育・学習支援業 293.4
医療・福祉 368.2
複合サービス事業 438.3
サービス業(他に分類されないもの) 261.3

20代・新卒がもらうボーナスの平均は?【業種別/女性編】

20代新卒女性がもらうボーナスの平均を業種別に調べました。女性編も同じく厚生労働省の「労働統計年報」をもとに作成してあります。

厳密な新入社員のデータがないので20代前半(20~24歳)・社員数100~999人の数値をとりました。

女性のボーナス額は、男性に比べて少ない場合もあります。しかし郵便局や協同組合など複合サービス事業においては女性の方が額が高くなっています。男性同様、鉱業・採石業・砂利採取業や電気・ガス・熱供給・水道業の額が高めです。

 

 

産業の種類 20代支給額(千円)
産業計 333.8
鉱業・採石業・砂利採取業 560.5
建設業 404.9
製造業 501.1
生産労働者 335.9
管理・事務・技術労働者 358.1
電気・ガス・熱供給・水道業 525.8
情報通信業 289.6
運輸業・郵便業 263.4
卸売業・小売業 323.3
金融業・保険業 375.8
不動産業・物品賃貸業 333.3
学術研究・専門・技術サービス業 373.0
宿泊業・飲食サービス業 180.4
生活関連サービス業・娯楽業 131.4
教育・学習支援業 312.1
医療・福祉 393.8
複合サービス事業 508.3
サービス業(他に分類されないもの) 107.9

みんなのボーナスの使い方は?

ボーナスをもらったら、何に使いたいでしょうか?貯金や趣味、旅行などいろいろ浮かびますが、1位は心温まる結果でした。

1位:親へのプレゼント

初めてのボーナスで、プレゼントをして親御さんへの感謝の気持ちを示す新入社員の方が多くいます。たしかに今まで学生だった自分が、社会人になってボーナスをもらった時が、感謝の気持ちを伝えるいいチャンスになりますね。内容は旅行や食事、またお花などのプレゼントが多いようです

2位:貯金

意外にも堅実な方が多いようです。社会人にもなると、将来のことも考えますし急な出費も増えてきます。結婚する友達もだんだん現れることもありますし、2年めからは住民税もとられることを考えると、やたらと使うことは躊躇するのも当然です。

3位:生活費の足しにした

1人暮らしの方は特に、何かとお金がかかるものです。今まで買えなかった家電を買い足したりすることもあるでしょう。また奨学金などの返済に充てるかたも多くいます。

その他、趣味や旅行、いつもよりちょっと贅沢をするなど自分へのごほうびのように使う方も多くいました。

まとめ

新入社員でのボーナスは、夏はそれほど期待できません。むしろもらえないもの、と考えておいた方がいいでしょう。冬になるともらえる方も増えてきます。給料基本給の2.5ヶ月分程度などよく言われますが、当然業績などに左右されるためもっと少ない場合も十分ありえます。ボーナスが支給された際は、親御さんへのプレゼントや貯金などにあて、大切に使いたいですね。

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