飲み会に出たくない、そう思っても上司や取引先が相手だとしぶしぶ行く羽目になることも多いもの。

「今回は断ろう」と思っても、仕事がらみの飲み会を断るのは気が重くなりますよね。角の立たない断り方はないものか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで上手な飲み会の断り方をご紹介します。うまく断ればその後の仕事にも響かず、むしろ気遣いのできる人と評価もアップするかもしれません。

実用的な断り方集

使える断り方をいくつかご紹介します。せっかく誘ってくれた人の好意を無にせず、気まずくならないように断ることがポイントです。

前もって誘われた場合

この日は用事がある・すでに約束している

前もって誘われたときは、これで切り抜けられるでしょう。「じゃあリスケするよ」と言われると困るので、しばらくは厳しいという状況を作っておく必要があります。

「ちょっと家の事情で、残念ですがしばらくは飲むのはむずかしくて」と伝えておけば、「家の事情なら仕方ない」とそれ以上は追求してこないでしょう。ただし既婚の方は「夫婦仲でも悪いのかな」と痛くもない腹を探られる可能性はあります。

医者に酒を控えるように言われている

体調のことを言われると、しつこく誘ってくる人はいないでしょう。しかししばらくは、友達と飲んでいるところなどを目撃されないように注意する必要があります。特にSNSに、友達と飲んでいる写真などをアップしないように気を付けましょう。

当日誘われた場合

今日は体調が悪い、体調が悪くなってしまった

断る理由としては、最も多く最も納得されやすいものでしょう。「頭が痛くて」「胃が重くて」「歯が痛い」と仕事はなんとかできるけれど、飲み会はダメという体調不良にしておきましょう。

ただししょっちゅう体調不良で断っていると、自分で体調管理ができない人かな?と思われてしまう危険性があります。体調不良はほどほどに使いましょう。

今日は先約がある

先に約束していることがあれば、断りやすいでしょう。前々から約束していて、ドタキャンはできないことをしっかり伝えましょう。

お金がない、持ち合わせがない

「お金のないんです」「金欠なんです」といえば「じゃあまた今度」となることが多いでしょう。

ただ相手先輩や上司だと「今日はおごるから心配するな」といわれてしまう可能性があります。そんなときは「それでは本当に申し訳ないので、次回に」と丁重にお断りしましょう。

家族が体調不良で早く帰らないといけない

自分の体調不良を理由にすると、具合悪いようにふるまっていないと怪しまれてしまいますが、家族ならば早く帰ったほうがいい、となり納得もされやすくなります。

特に小さな子供がいる場合、「子供が熱を出している、具合が悪いので早く帰ってやりたい」といえば無理に誘ってくる人はいないでしょう。

ただし社宅住まいなどで上司の家に近いなどの場合は、ピンピン元気そうな家族にばったり会わないように注意する必要があります。根回しを忘れないようにしましょう。

ペットの散歩や餌やりをする必要がある

ペットを飼っている方限定ですが、「散歩に行く必要がある」「餌を与えないとお腹を空かせて待っている」というのも断る理由になります。特に1人暮らしの方は、面倒を見るのは自分だけなので、ということができます。

しかし飼ってもいないのにペットを理由にすると「写真見せて」「今度見に行きたい」など面倒なことになるので気を付けましょう。

不幸の嘘ネタは危険

「親戚が亡くなった」「おじさんが危篤」「法事がある」など本当は違うのに、不幸を理由に断るのはあとからばれる可能性が高く、信用も失ってしまいます。

こういった不信感は、取り戻すのが大変です。嘘の不幸で断ることはやめておきましょう。

飲み会の断り方・伝え方・フォロー方法(上司編)

いつも顔を合わせ、お世話になる上司。上手に断って円満な関係を維持したいものです。

断り方

「本当は行きたい気持ちがある」ことを強調して断る

たとえ行きたくないと思っていても、「いやーそれは絶対行きたかったです、残念です」など伝えると上司も悪い気はしません。

どんなに嫌でも「飲み会?無理です」などつけ入る隙のない返答の仕方は、相手を不愉快にさせる可能性があります。

結果的に誘った本人から断ってもらうのもいい方法

ちょっとテクニックが必要なのですが「それだったら今回は欠席にしたほうがいい」と向こうに断らせると、気が楽になります。

「一度家に戻って用事を済ませてから伺うと、30分程度ですが飲み会に出られます」など、なんとかして出ようとしている気持ちを伝えます。

すると「いやそんな無理をする必要はないよ、そんな状況のときに誘ってすまなかった」と結果的に向こうから断る方向に持っていくことが可能です。

伝え方

メールを利用すると、上司を目の前にして焦ることなく落ち着いて対応できます。上司も、人前で部下に断られるところを見られたくない場合もあるでしょう。またメールで誘われた場合は特に、そのメールに返信して断りましょう。

件名はそのまま「Re:」で返すか「〇日の飲み会につきまして」などすぐわかるようにします。くどくどと書かずに、「大変申し訳ございませんが、体調不良のため飲み会の出席ができなくなりました」と伝えます。

「誘ってもらって本当にうれしかった」ことを伝える

今日はお誘いいただいてありがとうございました、というお礼を忘れないようにしましょう。

「また誘ってほしい」ことを伝える

また次回も断る理由を考えないといけませんが、社会に出ていればある意味仕方のないことです。「ぜひまた誘っていただけると嬉しいです」といいましょう。それほど嫌でなければ一度くらい飲んでもいいでしょう。

フォロー方法

メールを送りっぱなしにはせず、一言「申し訳ございません。」と直接伝えておきましょう。

人前ではなく、トイレに立った時や飲み物を入れに行った時などを狙うといいでしょう。断るのが今回だけなら「この日なら大丈夫なのですが」と代替案を出しておくといいでしょう。

飲み会の断り方・伝え方・フォロー方法(取引先編)

取引先の飲み会を断るのは、今後の業績にかかわる場合もあり、慎重に進める必要があります。

不愉快にさせないよう、細心の注意を払って断りましょう。こんなに心遣いができる人ならまた誘いたい、仕事をしていきたいと思わせることが大切です。

断り方

取引先へも「どうしても日程が合わない」「この日は用事がある」ことで断ることができます。この際も「本当に残念なのですが」と行きたかった気持ちがあることを、先方に伝えましょう。

また取引先相手が異性で、「2人だけ」の飲み会の場合は誤解を招くことも多く、断るほうが無難です。

女性なら「家庭の事情で飲み会は参加できない」「門限が厳しい」など「家の事情」を出すと当たり障りがなくなります。1人暮らしの方は、「スキルアップのため習い事に行っている」などがいい理由になります。

女性が何度も誘われる場合は、上司に一言相談したほうがいいでしょう。

伝え方

取引先へはメールで伝える方がいいでしょう。電話だと仕事中の手を止めてしまうことになり、さらに迷惑をかけてしまう可能性があります。

電話で誘われた場合は、「ありがとうございます。スケジュールを確認して、すぐにメールでご連絡します」と伝えてから、メールで断ると落ち着いて対応できます。

メールで「誘っていただけて感謝している」ことと「参加したかったが残念」という気持ちを、失礼のないように伝えます。継続して取引が続くことを考えると、次回はぜひ出席したいということも伝えておきましょう。

例文

「この度はお誘いいただきまして、誠にありがとうございます。
ぜひご一緒させていただきたいところなのですが、あいにく本日は予定が入っており
伺うことができません。本当に残念ですが今日のところは辞退させていただきます。
次の機会にはぜひ伺いたいと存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。」

付き合いはあるが、絶対飲みたくはない!という場合は「今はお酒を止められている」「お酒が飲めない」などの理由を使うといいでしょう。

ただ本当は飲める場合、どこかから漏れ伝わる危険があります。その場合は「資格試験の勉強をしている」「子供が小さくて世話がある」などの理由を使いましょう。

フォロー方法

大切な取引先ですから、フォローは大切です。今回たまたま断る場合は、次回は出席するなどの配慮が必要です。

会った時に「先日の飲み会の件は本当に申し訳ありませんでした」など直接謝罪することも忘れないようにしましょう。

まとめ

飲めない人や飲み会が苦手な人にとって、飲み会は苦痛でしかありません。飲み会に出て当然、のような雰囲気がある会社もあり、苦労している方も多いでしょう。

特に上司や取引先の誘いを断るのは、気が重いものです。「行きたいけれど出られない」「また誘ってください」という気持ちが伝わるように断ることで、理解されやすくなります。

飲み会に一切出たくない人は、「手のかかるペットがいて早く帰る」「夜は習い事をしている」「お酒を医者に止められている」などを普段から周囲にさりげなく伝えておくと、すんなり断ることができます。

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