自由を得るために必要なのは、制限を知ること。

勝つべく人は勝つべくして勝ち、負ける人は負けるべくして負ける。極端な話ですが、サッカーのルールも知らないのにサッカーをはじめた学生が一生懸命頑張っても永遠に上手くなることはない(もちろんプレーを通じて学ぶ力があれば別ですが)。第2新卒と呼ばれる若者の半数以上は社会におけるルールを全く理解していないのが現状です。就職後の様々な問題に対しても会社が悪いと考えているので、ルールの理解も浅い状態で転職活動されています。彼らはポテンシャルも高く、少し社会理解度を高めることで活躍できる可能性があるのに、残念でなりません。だからこそ第2新卒と呼ばれる皆さんには転職を通じて「自由」を求める前に、社会理解を深めてほしいと考えております。社会において人は「自由」を通じて能力を高めるのではなく、世の中に「どんなルールが存在するのか」「何を大事にするべきか」と制限(ルール)の理解度を高めて行動計画を実施することで優秀になっていきます。この「制限理解(ルール理解度)」こそが優秀な人材と、そうでない人の大きな違いになります。そもそも優秀な人間は自由を求めているのではなく、「制限の緩和」を求めているのです。

優秀な人間 ⇒ 制限の緩和を求める
一般の人 ⇒ 自由を求める

 

制限は大きく分けて2種類あり、「ゲームにおける制限」と「個人の制限」があります。社会の中で自由を求める際に必要なことは「ゲームにおける制限」と「個人の制限」を理解することからスタートします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2種類のルールをサッカーに置き換えて考えてみましょう。

 

 

1ゲームの制限

サッカーにおけるゲームの制限をいくつかの階層にわけて考えてみましょう。

 

①プレイの制限
⇒キーパー以外の選手は手を使ってはいけない
⇒制限時間内に多くの点数をとったチームの勝ち
⇒相手を傷つけるプレイをすれば反則。

など

 

②リーグの制限(※Jリーグのの場合)
⇒外国人選手の制限
⇒J1に所属するうえで最低限必要なグラウンド条件
⇒試合にエントリーできる選手の数

など

 

こういったルールの多くは、自分が所属する組織において大きく異なるケースがあります。社会で言えば「東証一部上場」の企業だからこそ守らなければならないルール、外資だからこそ守らなければならないルール、ベンチャー企業には存在しないルールなど、業界によって異なるルールなどが存在します。私たちはこういったルールに日々影響されるからこそ、社会を知る・仕事を知る上で大切なのは「ルールを理解すること」だとも解釈できます。全てのルールを理解することは難しいので大きく分けて「業界のルール比較」「外資・内資のルール比較」「会社規模(大手・準大手・中小・ベンチャー)のルール比較」を知ることからスタートしてみるといいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人の制限

個人の制限とは「目的のために、自分をどう律するべきか」を形にしたものです。例えばサッカーに置き換えると、

 

「個人のルール事例」

⇒毎日必ず1時間練習をする

⇒プロ選手のビデオを毎日見る

⇒球際は必ず全力で走る

 

など、人によって様々なルールがあります。人の成長はこの「ルールの作り方」によって大きく影響を受けます。1番最初の「毎日必ず1時間練習をする」というルールを見てみましょう。何もルールがない人よりも、毎日必ず1時間練習をすると決めた人の方が長い目で見たときに大きく結果が変わります。一方で毎日必ず1時間練習をするという「そもそものルールが正しいのか?」と疑うことも重要です。優秀な人材ほど下記のような切り口で自分のルールを見直すことでしょう。

⇒そもそもなぜ1時間なのか?

⇒目的を達成するために必要なのは本当に毎日練習することなのか?

⇒練習といってもどんな練習をするのがいいのか?

 

など、漠然とした概念を具体化したり、そもそもの定義を見直すことによって「ルールのレベル」を上げようとするのが優秀な人材です。自分でこんなルールを作ってみたいと色々試行錯誤するのもよいですが、個人的におすすめしたいのは「既に成功したルール」を自分に適用すること。アイザックニュートンは下記のような名言を私たちに残しています。

 

 

”私が人より遠くを眺められたとすれば、それは巨人の方に乗ったからである”

-アイザック・ニュートン-

 

アイザックニュートンは自分の考えでなく、他人の考えによって成功したことを自ら公言しています。大切なのは何を模範としたのかではないでしょうか?
サッカー選手でも、尊敬する経営者でも、身近な存在でもいいのです。自分が素敵だな、こういう人になりたいなって思う人が「自分にどんな制限」をかけているのかを調べてみましょう。「人のマネをする」とは「目に見える部分」だけでなく、「目に見えない部分(制限・ルール)」までマネをすることで精度が高まります。個人の制限・ルールとは自分の「生き方」そのものです。自由な生き方が悪いとは思いませんが、自由の中にある「制限・ルール」こそが人の個性であり、感動を生み出す「コア」になっていると私は考えています。

最後に...

個人的にですが、私は漫画を通じて自分が好きなキャラクターのルールを言葉にしていくことが好きです。こうすることで自分が大好きな漫画を読む時間が「趣味」にもなり「勉強」にもなります。無駄が嫌いだけど、無駄が好き!という矛盾した考えをもった自分にとっては漫画が勉強になるなんてありがたいことです。

 

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